スーパーの精肉コーナーでの勤務を経て、平成13年に独立し、肉屋を開業しました。以来、食肉加工製造と精肉小売、惣菜販売、ステーキ店の経営を手がけてきました。肉一筋の人生です。

 

 肉は、大切な生きものですから、仕入れたものはひとつの「いのち」として全部販売したいという思いがいつもありました。保存には、もともと冷凍という方法はありましたが、より味が良く、現代の食生活にマッチするものを目指し、長年、生精肉の保存処理方法の開発に取り組んできました。いく通りのも試行錯誤を重ね、ようやく行き着いたのが「プリッとミート加熱製法」です。

 

 現在、生産農家の後継者不足により、家畜の相場が高騰しています。また、柔らかく味の濃い肉を好む日本人のニーズに応えるための長期肥育と栄養管理によるコスト増という事情が背景にあります。消費者も本来は、安心して食べることのできる安全な国産肉を求めている方が多いはずです。

 

 「プリッとミート加熱製法」を導入すれば、短期肥育の家畜の肉でも、日本人好みの柔らかな食感の新しいカテゴリーの肉が提供できます。また、加熱により肉の中心まで火が通っているために、ステーキやバーベキューなど厚切り肉の食感を存分に堪能することもできます。

 

 「プリッとミート加熱製法」は、日本の畜産業の振興と消費者の健康な食生活に貢献できる加工法だと自負しています。